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管理人ちはやの気侭日記。 禁・海賊行為。
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「なぁなんで戦争は無くならないんだと思う?」
「ウザイぞ何言ってんだてめぇ」
「え、唐突に変な質問したらどう返って来るかと思って」
「てめぇ人で暇つぶしすんなよ」
「良く言うお前もどうせ暇なんだろ」
「ろくでもねぇ不毛な会話に時間を浪費出来るほどには、残念ながら暇じゃない」
「言ってろ。会話が続いてる限りはこっちのもんなんだよ!」
「良く意味が理解できないんだが。日本語を喋ってくれるか?」
「かーっ!っとに腹立つ奴だなてめぇは!」
「はっ。じゃあ話かけてくんな」
「何だよ仕方ねぇだろ退屈で死にそうなんだからさ!」
「さっきも言ったがお前の言葉は俺には理解できん。更に行動原理も理解不能だ」
「だからどうした!俺はお前ごときの理解の範疇は超えた男なんだよっ!」
「つまりあれか。私は変人です、と」
「どーしてそーなるっ!?」
「・・・・次の授業はなんだ?」
「だぁっ無視すんな!」
「なんだ?」
「・・・たしか理科だけど?」
「という事は次の授業は実験室だな?」
「何・・・あぁあチャイム鳴るっ!?」
「ったく。日直だからって余裕こき過ぎなんだよてめぇは」
「馬鹿分かってたんなら言え!!!」
「え?何だって?何か言ったか?」
「かっ!もう良いお前何か知らん!!!」
「・・・・・俺の勝ちだな」
「え?・・・あっなぁああっ!!!??無し無し今の無しっ!!」
「やり直しは認めんと最初に言ったのは誰だったっけなぁ?」
「せっセコイぞてめぇ!!」
「何がだ」
「あああ腹立つッムカつくっ!!!!」
「あ、おいチャイム鳴ったぞ走れ馬鹿」
「えぇっ今の本鈴!?」
「間違いなく」
「うおぉ走れっ!!」
「だからさっきからそう言ってる」

しりとり。
脳の体操にいかが。

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身の内から腐る感覚を。
感受できればどれ程に楽だろうか。
私は何時から、こんなにも汚れてしまったのだろう。
そんな疑念も吐き尽くして。
所詮この世に光など無いのだと。
求めるものなど此処には無いのだと。
諦められれば。
どれ程に生きる事は簡単に成り下がるだろうか。

欲望を快楽を苦痛を嫉妬を感動を狂気を
唯々喰らって喰らって喰らって喰らって。
世界はまるで
私はまるで
満たされる事を知らぬ餓鬼のようだ。

傷付けるのが怖くて何もできない傷付くのが怖くて何もしない
変化を恐れるそれは悪でそして真理
何の解決策にもならない言葉ばかり消費していずれ息も切れる
自分自身に自信も持てず他人に頼りたい癖になけなしの矜持は邪魔をする
くだらないと切り捨てたものに何れ足をすくわれ
諦めた何かに何時かは首を掻ききられるだろう
真実は求める価値も無いものばかりで
自分に必要なものは誰かが捨てた路傍の石ころだろう
誰かを馬鹿にして笑うお前は誰かに呪われている
自分は傍観者だと信じているお前は何時の間にか戯曲の中に組み込まれている
誰かを支えているお前も誰かに支えられていて
お前の足を折った誰かも誰かが必死に支えている
善と悪など高が主観と立場の違いで
誰かの正義はお前の悪
お前の善意は簡単に強者から弱者への施しとなる
生きてきた分誰かを傷付けていて
息をした分だけ嘘を吐いている
そして鼓動の分だけ私の事を助けてくれた




そんな彼方に

ちぎれた右腕飛散る紅い飛沫引き千切ったのは自分自身。



さあ、どうする?

其処は真っ白な世界だった。
白い光。
白く白く白く白く。
何も見えない。
その中を歩いている。
もうずっとずっとずっと。
いや、泳いでいるのかも知れない。
それとも、もしかして飛んでいるのだろうか。
唯何処までも白く白く。
ぼんやりと漂っている。
と。
白い世界にの中に一つ、黒い点。
それは何時も唐突に。

-------あぁ。また来たのか。

意志を持って、其方へ向かう。
ゆっくりゆっくり。
その黒いシミが大きくなって来る。
ゆっくりゆっくり。
視界に、黒の割合が増えてくる。
だんだんと、その黒いものはヒトノカタチを成した。
だんだんと、ヒトノカタチは少女と成った。
膝を抱えて蹲った少女。
二つのおさげがゆらゆらり、揺れている。
赤いTシャツが、白に慣れた目に痛い。

-------何をしに来た。

-------帰り道が分からないの。

此方を見上げた少女の顔は、涙で濡れていた。
何を悲しんでいるのか。
久しく意識していなかった、己の手を、差し出す。

-------君の帰るべき場所に、連れて行ってあげよう。

-------本当に?

-------当然だろう。

少女は困惑した顔で、それでも手を握り返してきた。
私達が手を握り合った瞬間。
白い光が少女に収束する。
輝く白に何を見たのか、迷子は涙に濡れた顔で微笑んだ。

「ありがとう」

-------何に対しての礼だ?

問う前に、少女の姿は白に塗りつぶされていた。
ふと思う。
この白い空間の中。
あの少女は、下が何処だか分かっていた。
しゃがみ込んでいた。地に足をつけて。

迷子がしゃがみ込んでいた場所から。
白い白い白い空間に。
黒いシミが。広がって行く。



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