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「さいご」と打って一発変換「最期」はなんかもう人として駄目だと思います。
いつもどんな文章書いてるんだ私・・・・・。
そんな私に空良さんから創作バトンが回って来ましたよーっと。
●指切り、したよね
→あの日あの時この場所で。
私達はまだ子供で、約束はただの口約束だった。
私達は今も愚かで、約束は守ることが酷く困難になった。
指きり、したよね、
この日この時この場所で。
そう、必ずまた会おう。
●薔薇が赤い理由を知っていますか?
→空が青い理由を知っていますか?
答えを求める先は生物学ですか?
それとも地学?
先人の知恵はとても偉大、その通り。
けれど、貴方は何も分かっていないのね。
私が欲しいのは、貴方が自分で考えた、
貴方だけがもってる答え。
●天使の様な微笑みで悪魔の様な囁きを
→囁いたのは俺の唇。
ああ、久しぶりに笑ったよ。
そうだ、最初からこうすれば良かったんだ。
今更気付いたよ、ごめんな。
どうすれば、お前が俺を見てくれるのか、
俺の渇きが癒えるのか、分からなかったんだ。
ああ、アイシテイルよ、大切な人。
だから、頼む、そんな顔しないで。
●触れた指先に
→確かに生を刻む鼓動を聴いて、安堵する。
生きてる。
俺のそれとはずれたリズムで、
俺のそれよりも力強く響く。
生きてる。
そこで俺の思考はブツリと途切れた。
●クッキーとビスケットの違いって、
→何だと思う?
そんな下らない質問に、はぁ知らねぇよ、と返したら、
呆れたような視線を投げられた。
曰く、
自分が何気なく口にしているものの真実さえ知らずに、
何で安穏と生きていられるの?
●幾千の星と
→星の間に、太古の人々は物語を見た。
愛を希望を夢を憎悪を虚偽を真実を、
記したそれを、
今の私たちは解き明かすことができないのだけれど。
あれの何処が蠍に見える?
●目に見えているモノが真実とは言わない
→しかしお前の目の前の事象は、
どんな事でも必ず真実を記す1ピース。
目に見えないモノは事実とは言わない。
しかしお前が感じる感情は、
どんなものでも必ず真実を見つめるための1ピース。
どちらも大切で、どちらも得難い、大切な真実。
●その話、詳しく聞かせて下さい
→はぁ?唐突に何言ってやがる。
何だよ人が折角下手に出てんのに!
だから、何言ってんだ?
お前が今話してたことだよ!つうか何語だ!
数学。指数関数。
・・・・何て?
・・・・・・・お前、定期試験何日後か分かってるか?
・・・・・・・・・・四日後デス・・・。
・・・・・・・まぁ今からでも再試の勉強に励めよ。
・・・・っくっ・・・。
●ただただ、願ってた
→俺にはもう何もできやしないと悟ったふりして、
神に仏に天使に悪魔に。
ただただ、願ってた。
それは、誰かが助けてくれるかもっていう、
甘えだ。
自分の力じゃどうにもならないって嘆く暇があったら、
その僅かな自分の力で何が出来るか考えろ、
祈ったって誰も助けちゃくれないことは、この世界の全てが立証してる。
●涙は何とかの何とかなりって言う様に
→って。
どういう意味だっけ?
全然思い出せないけれど、そんな曖昧な知識は今の現状じゃ何の役にも立ちやしない。
落ち着け、自分。
兎に角、今一番しなきゃならないのは、自分の急務は、
目の前で滅多に見せない涙を流してもしかしなくても確実に何故だか分からないんだけれども
確実に泣いてるこの世で一番笑ってて欲しい人物の笑顔を取り戻すことなんだってば!!
●笑って、サヨナラ
→また会おう。
元気でね、さようなら。
必ず、
必ずまた会おう。
その時に、互いが互いを忘れていても。
その場所に、互いかどちらかが辿り着けなくても。
大丈夫、大丈夫。
出会いは別れの始まりならば、その逆もまた然り。
この狭い世界で、私たちが再び出会わぬ道理が何処にある?
●明日に向かう僕らは
→次から次に昨日を生産し捨てていく。
その中に、大事な宝物があったことも忘れて。
その中に、真実の断片があることも気付かずに。
思い出してよ、
いつか忘れた貴方の欠片がほら
その中に。
●たとえそれが間違いでも
→お前が探し出したお前の答えに嘘なんかない。
それでももし間違いだったその時は、お前には正してくれる連中がいるだろう?
お前はお前の答えを信じればいい、だが誰かには誰かの答えがあることを、
忘れちゃいけない。
どちらも正しいこともある、どちらも間違いのときもある、どちらかが真実を得たりもする。
忘れちゃ、いけない。
●明るい闇、暗い光
→俺はそれが嫌いで、少し足を速めた。
隣を歩いてた筈のそいつは、俺の速度に合わせる気はさらさらないようで、
既に隣を向いても俺の視界には収まらない。
付いて来ているのか少し不安になって、振り返ったら呆れたことに足を止めていた。
歩いているのは海沿いの道、丁度建物が無く海原が一望できる位置。
目を細め赤に染まった空と海を眺めている。
オレンジの光を正面から受けた横顔は、悔しいけど綺麗で。
俺の足は自然、止まった。
もう、訪れる夕闇を怖いとは思わなかった。
●きっと神様は知っていた
→この世界が失敗作だって。
だってこんなにも、この世界は不公平だ。
彼は頭が良くって、彼女は美人で、彼は運動ができて、彼女は要領良くって、
あいつはあの子を奪っていった。
畜生さらば俺の初恋!
●不思議ね、人間という機械は
→感情なんて不便なものを搭載していて、
簡単に壊れて簡単に再起不能になって簡単にバグの進入を許す。
さらに残念なことには、
同じ人間の癖に替えが効かない。
●仮定を作る前に
→もう一度考えてみなくていいのかい?
仮定は簡単に決定になる。
見落としは無いのかい?条件は合ってるのかい?過程に嘘はないのかい?
おや?
また考え直すのか!
は、は、は、全く馬鹿だね君は?
仮定の提示にすら躊躇するような奴に、成功が舞い込むとでも思っているのか?
●イカれてなんかいないよ
大丈夫大丈夫、俺は正常さ!
なんていう奴に限ってイカれてる、用心したまえ!
はははまるで酔っ払い扱いだけどな!
心配するなよ俺はイカれちゃないさ。
君に忠告が出来る程度にはマトモだよ?
ん?
さっきの定義とズレてるって?
ははははははは!
それはしょうがないだろう?
俺はイカれてるんだから!!
フリー!!!!
強いて言うならほら其処で見てる文芸の子持って行きなさい今ならタダだよ。
お粗末さまでした。