紅い球をみて惑う

全くもうどいつもこいつも。
って思った瞬間にああ私も同じことやってるんじゃないかと。
しょうもないね、お互い。


一番最初に直接的な心配の言葉をくれたのは先生でした。
何の冗談だ、ちょっと恋しちゃうぞ。

生きることに一生懸命になれていた理由の七割ないし六割がふっとんだので、
未来が見当たらない今何をするのにもエネルギーが必要すぎて困る。
死ぬ気は全くないって言ったら嘘になる。
でも死ぬのが怖くないわけじゃ、ない。

今はまだ平気でも、自分の為にって理由でやらなきゃいけない事が増えた瞬間に潰れるだろうと
人事みたいに思う。
現時点で、逃避しかしてないから。
虚構に逃げて、やらなきゃ他人に迷惑がかかることだけ必死にやって、
その実自分がやらなきゃならないなにもかもに手がつかない。
だって一人で机に向かっただけで脳が勝手に動き出す。
絵も、駄目だね。
構図考えたりしてる間は良いけど。描き出すとすることなくなった頭が勝手に動き出す。
死んでも良いじゃないかって思って行動して、
あぁやばいこれ本当に死ぬかもって焦る。
馬鹿じゃないの。
結局このままずるずる生きるんなら覚悟決めて歩き出せよ、現実に向き合えよ。
それができないなら、そのふにゃふにゃな意志を叩きなおしてさっさと死ねば？ねぇ？
別に後追いする訳じゃない。
死後の世界なんてこれっぽっちも信じてない。
じゃあ何でって、だからさ、冗談でもなんでもなかったんだよ。
私が良く言ってた「好きな漫画の結末知るためにまだ生きてます」って。
それが残り三割くらい？
しがみつくには軽すぎるって思わない？

それでもこの状況で私までいなくなったら色々大問題だよねって考える理性はまだ残ってる。

でもじゃあさ、本当にそんなに私って重要かな。
みんな私より親しい友達いるでしょう？
悲しい時に一緒に支え合って乗り切ってくれる、本当の友達が。
間近で見てたから知ってるよ。
「どうして私たちが大事に思ってるって、気付いてくれなかったんだろうね」
って悲しんでおいて、同じようなこと言ってるとは思うけど。
それでも思うよ。
そうして思ってしまったら、自分の価値を見出せるかどうかは結局自分しだいなんだろうね。
誰に何言われたって信用できない。
嘘でしょう？偽善でしょう？
あなたにとって、私はいたら便利ってだけでしょう？
必要とすることと、居なきゃ困るってことと、傍にいて欲しいこと。
どれも同じようで決定的に違うでしょう？
必要としてくれる人がいるとは、思ってるけど。
代わりは効くだろ？

まあここまで言っといて死なないんだから逆に安心。