カテゴライズしてみましょ

巷で噂の文体診断なるものをやってみた。
嬉しかったのは異なり形態比率が９６だったこと！これってつまり同じ表現を使ってないってことだろ？何か日本語難し過ぎて良く分からないんだが←

一致指数ベスト３
浅田次郎/６６.８
坂口安吾/６３.２
井上ひさし/６１.３

一致指数ワースト３
吉川英治/３６.１
阿川弘之/３６.３
岡倉天心/３７.２

結構有名どころの名前が挙がってるんじゃなかろか。
どの人もぱっと作品出てこないけど（（

文章評価
読みやすさ：D(一文がやや長い)
文章の硬さ：A(適切)
文章の表現力：A(とても表現豊か)
文章の個性：A(とても個性的)

助動詞出現率の粗点が１４程度なのに私の数値６１とかどんだけ助動詞好きなの＾＾＾＾
片仮名出現率が１２０なのはキウイだのバナナだの言ってるからだと思いますん。
今度浅田次郎のとか真面目に読んでみようかなー。

一本足の背の高いグラス。透明なそれには溢れんばかりに色鮮やかな果物が盛り付けられている。古びた、しかし頑丈な木製のテーブルの上に鎮座したそれは、結構な存在感でもってマルコの目を奪った。最も、コーヒーを貰いに来たその男が目を留めたのは、白く美しく渦を巻いた生クリームでも、それに囲まれた氷菓でも、さらにその周囲を彩る南国のフルーツ、ぱっと見ただけでもバナナにキウイにチェリーにオレンジと色鮮やかだ、仕上げにその上に描かれたチョコレートソースの綺麗な線でもなく、随分と大きなそのひとつの芸術とも言えるデザートの前に座って瞳を輝かせている青年の方だった。
嬉しそうな青年が手にしているスプーンは随分とひょろ長く、それ専用に見える。洒落たカフェだとかスイーツ店だとかで頼んだ時に添えられて来る類の。モビーのキッチンにはそんなもんまであったのかと、マルコは何だか微妙な気分になる。スイーツ専用のスプーンが存在する海賊船なんてあるのか。あるのだ、此処に。渋い顔でカウンターへ向かえば、一番隊隊長に気付いた厨房の男が苦笑を浮かべた。マルコが何に対して眉を顰めているのか分かったらしい。