管理人ちはやの気侭日記。
禁・海賊行為。
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何時もと同じ帰り道。
俺の影を踏みながら彼が歩く。
互いに何も言わない。
別に一緒に帰ろう何て言う間柄じゃないから。
制服が同じだからまぁ同じ学校の生徒なんだろうな、その程度の認知。
時々帰宅時間が重なって、互いに一人で、どうやら方向が同じで。
そうして二人、所構わず赤と橙を振り撒く太陽に見送られて家路に着く。
俺は駅へ。
彼は駅を通り越して。
明日もまた、彼は俺の影を踏むだろうか。
そうしたら、声を掛けてみるのも良いかもしれない。
名前を聞こう、クラスを知ろう、出来る事なら性格を掴もう。
友達に、
なろう。
そうして一人、戸惑いがちに青白い光を流す月に促されて家へと辿り着く。
いつもと同じ帰り道。
俺の影を踏みながら彼が歩く。
互いに何も言わない。
別に一緒に帰ろう何て言う間柄じゃないから。
制服が同じだからまぁ同じ学校の生徒なんだろうな、その程度の認知。
時々帰宅時間が重なって、互いに一人で、どうやら方向が同じで。
そうして二人、所構わず赤と橙を振り撒く太陽に見送られて家路に着く。
俺は駅へ。
彼は駅を通り越して。
明日もまた、彼は俺の影を踏むだろうか。
そうしたら、声を掛けてみるのも良いかもしれない。
名前を聞こう、クラスを知ろう、出来る事なら性格を掴もう。
友達に、
なろう。
そうして一人、戸惑いがちに青白い光を流す月に促されて家へと辿り着く。
いつもと同じ帰り道。
惨憺カルタ様より「隻眼のお題 03 花咲ける少年」
でもどうせ話しかける勇気なんて無いかもしれない。
あをい春。
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